日々蓄積されていくビジネス文書やメール、表計算ファイルなどの中から、目的のファイルを素早く探すことができるユーティリティソフト。メールや表計算、テキストデータといった種類の区別なく、同じ検索条件で一度に検索できる。
同社の検索技術である「ConceptBase技術」を利用した「自然文検索」により、キーワードやAND/OR文ではなく、概念的な内容や自然文を検索条件に設定し、個人のパソコン内から必要な情報を探すことができる。もちろん、語句とその重要度を指定したり、関連語を抽出して文章・語句に追加することで検索結果の精度を上げることも可能。
また、ネットワークドライブの割付を行い、マウントしたフォルダであれば検索可能なので、小規模な社内ネットワークなどであれば、データを蓄積しているマシン内のデータを探すときにも使用できる。プロジェクトの資料や報告書を複数人で共有する場合や、前任者からの引き継ぎ、大量に溜まった見積や企画書の中から参考になるものを探したいときに便利さを実感できるだろう。(三井貴美子)
データの一元管理、類似文書の検索等に有効
個人PCのデータ一元管理に有効なソフトである。過去に発売されたインターネットブーメランという検索ソフト以来ずっと待ち望んでいた。自然文での検索、類似度の表示、そして抽出結果をブックマークできる機能がなかなかいい。また、文書の要約を自動的にやってくれるので、論文など長文の内容からプレゼン資料を作る場合などに応用している。大量のファイルから目的の文書を探したり、類似した文書の検索が容易な点など評価は高い。ただ文書データベースと呼ばれる検索用のインデックスのようなものを作成しなければならないが、これに結構時間がかかった。また、ソースファイルの大きさにより、フォルダを再分割しなければならないのが私の場合面倒だった。類似ソフトのサーチクロスの方がこの点は容易だ。
すばらしいソフト 他に競合はいない
ConceptSearchというソフト。単なる検索ソフトと位置づけては、このソフトの真価は理解できない。私のように、PCの中に山のような宝の山がある職業の人間にとって、このソフトは魔法のソフトになる。久々のバージョンアップと言うことで早速使ってみたが、その精度の高さは驚きだ。キーコンセプトも曖昧な自然言語で打ち込んでみる。次々と現れるファイルは、表象的な関連ファイルではなく、意味的に繋がっているものばかりで、こんなファイルがあったのか、と目から鱗が落ちている。また、そこからさらに、関連するファイルを次々と探し出すことで、仕事に必要なファイルを串刺しにでき、仕事の効率が驚くほど上がっている。 地味なソフトだが、このようなすばらしいツールを提供してくれた同社に感謝したい。
インターネットブーメランとの比較
このソフトは検索精度が極めてよい。 しかしインデックスの作成に1時間から3時間はかかる。 それは前提とする。 ■良い点 ・インデックス作成時の優先度を低く設定できるようになった。 ・インデックスを何個でも同時に検索に使用できるようになった。 ・インデックスの作成中にWindowsを再起動しても、インデックスが壊れなくなった。 ・インデックスの作成中でも、検索ができるようになった。 ■悪い点 ・ホイールが使用できるウィンドウとできないウィンドウがある。 ・300MB以上の大きさのインデックスは作成できない。 →大量のファイル(メールだと4万通)をインデックス化するときは、フォルダ分けをして複数のインデックスを作成する必要がある。 ・インデックスの作成時にメモリを食いすぎる。 →物理メモリ+仮想メモリで最低1.5GB必要。物理メモリ1GBの環境ですらスワップが頻発する。 ・フォントサイズ(6ポイントくらい?)を変更できない。 →文字が小さすぎて、極めて見づらい。 ・画面レイアウトを変更できない。 →ビューワーが横長なので、メール表示だと、右側が余る。 ・検索語のハイライト表示ができるが、レイアウトが崩れる。 →HTMLが、テキストのレイアウトになってしまう。 ■結論 5年ぶりのバージョンアップの割には、チープな点が多すぎる。 検索精度以前の問題だろう。 今のところ星2つとする。
ジャストシステム
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